春よ来い!もうすぐ立春

  寒い日が続いていますがみなさまお元気にお過ごしですか?

  まだまだ寒い日は続きますが暦の上ではもうすぐ春の訪れを

  感じさせる「立春」がやってきます。

  今回は「立春」についてご紹介したいと思います。

 

  「立春」とは・・・

 

   毎年2月4日が立春です。

   立春とは、春の気配が感じられる頃との事です。

   「春」という字が含まれている事から、寒い日が終わり穏やかな

   日々になるイメージですが、実際は寒さはまだまだ続くでしょう。

 

   「立春」は正確には春が立つという意味で、立春を迎えた頃から

   寒さのピークを過ぎ、段々と春めいた気温や天候に変わっていく

   という事です。

 

   やがて訪れる暖かい春を今しばらく寒さを凌いで我慢して待ちましょう。

   春はもうすぐそこに来ています!

 

 

  立春の意味? 節分?

 

   「春夏秋冬」という言葉があるように、四季の始まりは春になります。

   暦の上で新年は1月1日からですが、人々が生活を営む上での一年の

   始まりは「春」と捉えられていたとの事です。

   このような事から「立春」の前日の「節分」には、厄を払うために豆まきを

   行うそうです。

   そして新しい一年を迎える立春には、その一年が良い年になるようにと

   願いを込めて「立春大吉」という言葉を掲げるとの事です。

 

 

  立春の食べ物は何?

 

   実は「立春」に必ず食べるという物はないそうです。

   しかし、日本全国で比較的多く行われているのが「立春朝搾り」という

   ものです。

   これは、立春の日に作った搾りたての日本酒をその日に販売するという

   ものでここ最近始まったようです。

 

   お近くに酒造がおありの方は、購入して春の訪れをお祝いする祝い酒

   として一献傾けてみるのはいかがでしょうか?

   現在では節分の方がメイン行事になっていますが「立春」こそお祝いを

   する日なのかもしれません。

 

   みなさん是非、節分の翌日の「立春」の日に、やがて訪れる春を待ち

   心を寄せて過ごしてみてはいかがでしょうか?